越境EC支援のジグザグ、20〜30代の中国在住女性を対象にファッションEC利用に関する調査を実施
〜中国からのインバウンド旅行先として大人気の日本、利用決済手段やファッションに関する意識をリサーチ〜
ウェブインバウンド・越境EC支援を行う「WorldShopping BIZ(ワールドショッピングビズ)」を展開する株式会社ジグザグ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:仲里一義、以下「ジグザグ」)は、中国在住の20〜30代女性300名を対象に「ファッションEC利用に関する調査」を公開しました。
【WSB BIZ Report】
中国在住、20代〜30代女性のファッションEC利用に関する調査
URL:https://www.worldshopping.biz/blog/24report-ch
【TOPICS】
・ファッションアイテムの購入は、ブランド運営の「公式サイト」と「アプリ」を併用
・支払いは圧倒的な利用率で「Alipay」「WeChatPay」が2トップ
・ファッションに関する情報収集は「ブランドサイト」がメイン
・ファッション情報を見るSNSではスーパーアプリの「WeChat」が首位
・購入時に気にするのは「機能性」、次いで「トレンド」「デザイン」を重視
・ECでの購入時に気にするのは「公式で買う」が最も多く67.0%
・調査実施の背景
日本政府観光局(JNTO)が2024年10月16日に発表した「2024年9月訪日外国人数*(推計値)」は287万2,200人となり、8ヶ月連続で同月過去最高を記録しました。9月までの累計も26,880,220人となり、2023年累計を上回る結果となりました。
その中でも、中国からの訪日外客数は2024年9月に652,300人で、前年同月比100.3%増加しました。1月から9月までの累計は5,247,500人で、前年から228.4%の増加です。長期の休みとなる中秋節や国慶節等の影響もあり、前年同月比を上回りました。
また、経済産業省が発表した令和4年度の電子商取引に関する市場調査報告書によると、2022年における中国のEC市場は全世界の50.4%を占めています。中国に次いで米国が18.4%、イギリスが4.5%、日本が3.1%と、ほかの国々と比べて中国がいかに巨大な市場であるかがわかります。
今回は訪日の機会も多く、市場も大きな中国において特に「ファッション」に焦点を当てて調査を実施しました。
・調査結果(一部抜粋)
▶︎ファッションアイテムの購入は、ブランド運営の「公式サイト」と「アプリ」を併用
オンラインでファッションアイテムを購入した経験がある中国在住の女性300名を対象に「ECでのファッションアイテム購入」について調査を実施。ファッションアイテムを購入する際に使用頻度の高いサービスを聞いたところ、最も多かったのは「ブランド公式サイト」で90.7%、次に「ブランド公式アプリ」で82.3%となり、公式のサービスをかなり高い割合で利用していることがわかります。
また、モール型のアプリでも6割、モール型のECサイトも4割とファッション購入に公式とモールの購入どちらもをよく利用している傾向が見て取れます。
また、中国在住者を対象に行った「越境EC・ウェブインバウンド白書2024」のデータでも、オンラインでよく購入するジャンルを聞いたところ、ファッション用品の購入割合は高く、全体の68.2%となりました。
▶︎ファッション情報を見るSNSではスーパーアプリの「WeChat」が首位
中国では国内外で行われるインターネット通信の検閲と監視を目的とした「グレート・ファイアウォール(金盾)」と呼ばれる検閲システムがあるため、中国においては自国発のサービス・SNSが圧倒的なシェアを占めています。
こちらは、そんな中国ならではの結果となりました。ファッションについての情報を見るSNSを調査したところ、最も利用率が高かったのは「WeChat」で84.0%、続いて「Douyin」で83.7%となりました。
元々はメッセージングアプリとして公開された「Wechat」ですが、現在は日常生活のあらゆる機能を搭載した、オールインワンプラットフォーム(スーパーアプリ)へと進化しています。決済手段でもランクインしていましたが、情報を見てそのまま購入できる点が支持されているようです。
中国版Instagramにあたる「RED(小紅書)」も79.0%と、いずれもさまざまなSNSを活用してファッション情報を収集していることが伺えます。
調査結果のさらなる詳細は、こちらをご覧ください。
【WSB BIZ Report】
▶︎中国在住、20代〜30代女性のファッションEC利用に関する調査
https://www.worldshopping.biz/blog/24report-ch
調査期間:2024年4月28日~4月30日
実施方法:インターネット調査(Koeeru株式会社/Koeeru for Global)
調査対象:20~39歳、女性、中華人民共和国在住者
回収件数:300サンプル(20代=150,30代=150)
▶︎【図解】訪日外国人数、2024年9月は287万2,200人!
9月時点で2023年累計を突破!-日本政府観光局(速報)
https://www.worldshopping.biz/blog/visitors-statistics-202409
・越境EC・ウェブインバウンド白書
海外展開のあり方としてニーズの高まっている「越境EC」について「WorldShopping BIZ」を提供している株式会社ジグザグと、海外ビジネス支援プラットフォーム「Digima〜出島~」が共同で『越境EC・ウェブインバウンド®白書』を作成いたしました。
本書では「Digima〜出島~」に寄せられた4,500件を超える最新の海外ビジネス相談と、海外進出検討企業へのアンケート、ならびに、株式会社ジグザグの保有するマーケットデータをもとに作成しており、訪日経験がどういった影響を与えるのか、成功企業はどのような動き方をしているのか。など、海外へのビジネス展開を考えている企業様、すでに実施されている企業様にも役立つ内容となっております。
ホワイトペーパー目次アジェンダ(一部抜粋)
【第1部】海外展開における「越境EC」の現状
・日本企業の海外販路拡大トレンドとしての「越境EC」
・日本企業の販路拡大手法として多様化する越境ECのカタチ
【第2部】主要国のユーザー動向
・大手ECモールが均衡する中で公式サイトの存在感が増す「中国」の消費者動向
・Amazonの牙城に切り込むWalmart!「アメリカ」の消費者動向
【第3部】越境EC活用企業の実態調査から読み解く「成功の鍵」
・アメリカ・中国が中心も、台湾・ASEANマーケットに注目が集まる
・インバウンドへの取り組みと越境EC事業の関連性は?
・「食品&飲料」と「服&ファッション小物」の2商材を深掘り
▼以下のURLより、無料でダウンロードしていただけます。
https://www.worldshopping.biz/download/whitepaper2024/index.html
WorldShopping BIZ:概要
「WorldShopping BIZ」は、海外販売をはじめたいすべての国内EC事業者に対して、多言語対応・海外決済・海外配送まで、まるごと支援を行うことで海外販売をサポートする越境EC対応サービスです。
海外販売を始める際に壁となる言語・決済・物流に関するサポートから、不正決済の防止機能や、海外カスタマーのデータを可視化する「ショップダッシュボード」を提供することで、日本のEC事業者の越境EC販売をサポートする国内外で特許を12件取得(*1)済みの安心・安全なサービスを提供しています。
サービスページURL:https://www.worldshopping.biz/
・ 登録商標「ウェブインバウンド®︎」ご使用に関するお願い
「ウェブインバウンド®︎」は、海外から日本のECサイトへアクセスするユーザーを指す株式会社ジグザグの登録商標です。ご利用の際は、原則としてコピーライト表示をお願いしております。
<表示例>
・「ウェブインバウンドは株式会社ジグザグの提唱する〜」と社名併記
・同記事・同画面内に「ウェブインバウンド®は株式会社ジグザグの登録商標です。」と記載
【サービスに関する特許(取得済み)】
・国内8件、海外4件
【サービスに関する登録商標(認可済み)】
・国内13件、海外7件
・企業情報
会社名 : 株式会社ジグザグ
URL : https://www.zig-zag.co.jp/
代表取締役: 仲里 一義
所在地 : 東京都渋谷区桜丘町14-1 ハッチェリー渋谷
設立 : 2015年6月24日
事業内容 :
・WorldShopping BIZ:越境EC支援事業、国内事業者向けサービス
https://www.worldshopping.biz/
・WorldShopping:購入販売代行事業、海外ユーザー向けサービス