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越境EC支援のジグザグ、2024年上半期の海外ユーザーデータを公開。アニメ・ホビー関連商品の人気は継続

2024.07.25 /
ニュース

2407_enq_01〜2024年1月から6月の海外販売データを公開、越境ECの利用実績から見る最新情報〜

ウェブインバウンド・越境EC支援を行う「WorldShopping BIZ(ワールドショッピングビズ)」を展開する株式会社ジグザグ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:仲里一義、以下「ジグザグ」)は、保有ユーザーデータを元に「2024年版、上半期ウェブインバウンド®︎データ」を公開しました。 

 

・海外カスタマーデータ公開の背景

日本政府観光局(JNTO)が2024年7月19日に発表した「2024年6月訪日外国人数*(推計値)」は313万5,600人となり、単月として過去最高を記録し4ヶ月連続で300万人を突破しました。前年同月比で51.2%増、2019年同月比でも8.9%増となり、過去最高だった2019年同期を100万人以上を上回りました。

 

前月に引き続き、学校休暇に合わせた訪日需要が高まっています。また東アジアでは台湾、東南アジアではフィリピン、欧米豪・中東地域では米国などで更に訪日需要が高まり、押し上げ要因となっています。

年別訪日外国人数推移202406*引用:WorldShopping BIZ ブログ【図解】訪日外国人数、2024年6月は313万5,600人と単月で過去最高を記録!前年同月比51.2%増-日本政府観光局(速報):https://www.worldshopping.biz/blog/visitors-statistics-202406


国土交通省が発表するインバウンド消費動向調査では、その対象は実際に日本に訪れた外国人観光客を指しますが、2024年3月にジグザグ社とResorz社が共同で公開した「越境EC・ウェブインバウンド白書」においては、「訪日経験者」と「訪日未経験者」の両方に焦点を当て、消費動向の違いを調査しています。

 

そこで明らかになったのは、訪日経験者の方が、越境ECの利用経験が高いということでした。

 

このように訪日経験は旅行中以外の消費を促すことが示唆され、旅行の前後でも日本のECサイトでの購入体験を生み出すことはウェブインバウンド®︎という新たな経済圏の可能性を秘めています。今回の海外ユーザーデータの公開によって、国内EC事業における「海外販売対応・ウェブインバウンド®︎対応」の重要性を解き明かしていきます。

 

・上半期ウェブインバウンド®︎データ

▶︎ ウェブインバウンド®︎における商品出荷国ランキング、第1位の「アメリカ」、購買データから見るピークタイム傾向

出荷国の上位割合を見てみると、最も多かったのは「アメリカ」で24.2%、第2位は「香港」で17.8%、第3位は台湾で15.2%となりました。また、海外ユーザーからの「日本商品」の需要は高まりを見せ、2024年6月末時点で、出荷実績は169の国と地域へと拡大しました。

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グローバルマーケティングにおいては、地域によりユーザーの行動様式が異なるうえ、時差も伴って日本におけるピークタイムが国内傾向と異なる結果となります。そのため、越境ECにおいては販売「地域」の特定は非常に重要になります。

 

ここでは、最も出荷実績の高かったアメリカを代表例として、日本と異なる購買傾向をご紹介します。

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越境ECにおける注文のピークタイム傾向(アメリカ)

・日本時間「11時-12時」台がピークタイム

・特にアメリカは地域によっても時差があるため、地域特性を理解する

・東海岸(ニューヨーク)現地時間の「22時~23時(JST-13)」前後

・西海岸(ロサンゼルス)現地時間の「19時~20時(JST-16)」前後

・曜日で見ると日本時間「金曜~土曜日」にかけてピーク 

 

 

このように、アメリカから日本の商品を購入するユーザーにおいては顕著に時差が影響し、日本時間午前〜昼頃にかけて購買活動が活発化している様子が伺えました。東海岸、西海岸ともに日本時間に直すと昼の12時前後となり、プロモーションなどをする際は午前中に行うことで、ピークタイム前の発信を届けられる計算となります。

 

また、曜日別の購買データでは、金曜~土曜日にかけてオンラインショッピングを活発に行っているという傾向が見られました。

 

これらのことから特にアメリカに集中して施策を打つ場合は購買活動が活発になりやすい週末(金~日)にかけてプロモーションを強化する、SNS投稿は予約投稿などを利用してピークタイム前に合わせて情報を発信するなどの工夫が有効だと言えそうです。

 

▶︎購入ジャンル上位は「アパレル」、エンタメグッズは「推し活」を後押しする小物系雑貨が人気

続いて、2024年の上半期データより、売れたジャンルのランキングを出しました。第1位は「Tシャツ」、第2位には「ズボン・パンツ」、第3位には「CD・DVD」のカテゴリがランクインしました。

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日本のアパレル商品はドメスティックブランドの人気が継続していることはさることながら、アニメや漫画・アート作品とのコラボ商品の人気が高いこともランキングに大きく貢献しました。

 

また、今回のランキングでは「キーホルダー」「アクリルスタンド」「ぬいぐるみ」「ステッカー」など、日本のアニメ、ホビー関連商材が並びました。

 

特に、日本限定で販売されているアニメのイベントグッズや映画公開を記念したグッズは、販売の情報をSNSなどでキャッチして発売と同時に購入されるケースも散見されています。

 

また、写真投稿系のSNSでも、グッズと一緒の外出先の写真や食事中の写真をアップするために「アクリルキーホルダー」をバッグチャームとして利用したり、「ぬいぐるみ」などを写真に収めるなど「推し活」を後押しするアイテムとして、エンタメ系グッズは日本から海外に売れているカテゴリの1つとして根強く定着している様子が伺えます。

 

 

*調査データ概要

対象者:以下、期間中「WorldShopping」を利用して商品購入をした海外カスタマー

対象期間:2024年1月1日~2024年6月30日(日本時間)

 

 

・越境EC・ウェブインバウンド白書

海外展開のあり方としてニーズの高まっている「越境EC」について「WorldShopping BIZ」を提供している株式会社ジグザグと、海外ビジネス支援プラットフォーム「Digima〜出島~」が共同で『越境EC・ウェブインバウンド®白書』を作成いたしました。

本書では「Digima〜出島~」に寄せられた4,500件を超える最新の海外ビジネス相談と、海外進出検討企業へのアンケート、ならびに、株式会社ジグザグの保有するマーケットデータをもとに作成しており、訪日経験がどういった影響を与えるのか、成功企業はどのような動き方をしているのか。など、海外へのビジネス展開を考えている企業様、すでに実施されている企業様にも役立つ内容となっております。

 

ホワイトペーパー目次アジェンダ(一部抜粋)

【第1部】海外展開における「越境EC」の現状

 ・日本企業の海外販路拡大トレンドとしての「越境EC」

 ・日本企業の販路拡大手法として多様化する越境ECのカタチ

 ・海外展開国のトレンドは?越境ECのに関する相談の国別割合

 ・越境ECの市場規模と各国の状況

 ・各国の越境ECプラットフォーム

【第2部】主要国のユーザー動向

 ・大手ECモールが均衡する中で公式サイトの存在感が増す「中国」の消費者動向

 ・SNSの活用率が高くプロモーションにおいて重要!「香港」の消費者動向

 ・決済方法の多様化が特徴的!「台湾」の消費者動向

 ・Amazonの牙城に切り込むWalmart!「アメリカ」の消費者動向

 ・EC活用率が高い!「シンガポール」の消費者動向

 ・飲食物は苦戦か?「マレーシア」の消費者動向

【第3部】越境EC活用企業の実態調査から読み解く「成功の鍵」

 ・アメリカ・中国が中心も、台湾・ASEANマーケットに注目が集まる

 ・越境ECにおける成功とは?越境EC事業を3年以上継続している企業は9.2%

 ・1ヶ月あたりの販売数・売上を調査!成功企業の分水嶺は月間100万円の売上か

 ・越境EC活用企業の予算を徹底解剖!準備段階での予算の確保が成功のカギ?

 ・越境ECの形態と人気プラットフォーム、プロモーション方法を徹底調査

 ・インバウンドへの取り組みと越境EC事業の関連性は?

 ・コスト?規制?プロモーション?越境EC事業による課題を徹底分析

 ・成功企業の取り組みは?配送・決済方法・商品登録方法を徹底分析

 ・新商品の開発・ローカライズは必要か?成功企業では半数近くが実施

 ・越境EC事業に最適な組織・人員とは?成功の鍵は「事業推進力」にあり

 ・「食品&飲料」と「服&ファッション小物」の2商材を深掘り

 

▼以下のURLより、無料でダウンロードしていただけます。

https://www.worldshopping.biz/download/whitepaper2024/index.html

 

WorldShopping BIZ:概要

「WorldShopping BIZ」は、海外販売をはじめたいすべての国内EC事業者に対して、多言語対応・海外決済・海外配送まで、まるごと支援を行うことで海外販売をサポートする越境EC対応サービスです。

 

海外販売を始める際に壁となる言語・決済・物流に関するサポートから、不正決済の防止機能や、海外カスタマーのデータを可視化する「ショップダッシュボード」を提供することで、日本のEC事業者の越境EC販売をサポートする国内外で特許を12件取得(*1)済みの安心・安全なサービスを提供しています。


サービスページURL:https://www.worldshopping.biz/

 

【主な機能】

・言語対応

 商品購入時のUIサポート:多言語ナビゲーション表示/住所入力フォーム表示

 カスタマーサポート対応:英語/中国語繁体字/中国語簡体字/韓国語/日本語

・決済対応

 海外主要決済:主要クレジットカード/ PayPal/Amazon Pay/

        銀聯/WeChat Pay/Alipay+の提携Eウォレット

 不正決済対策:セキュアペイメント機能

・物流対応

 配送手段:DHL/FedEx/EMS/国際eパケット/ECMSスタンダードExpress

 貿易対応:インボイス作成/検品/梱包/国際配送の手配

・その他

 ショップダッシュボード提供、販促支援 

・ 登録商標「ウェブインバウンド®︎」ご使用に関するお願い               

「ウェブインバウンド®︎」は、海外から日本のECサイトへアクセスするユーザーを指す株式会社ジグザグの登録商標です。ご利用の際は、原則としてコピーライト表示をお願いしております。

 

<表示例>

・「ウェブインバウンドは株式会社ジグザグの提唱する〜」と社名併記

・同記事・同画面内に「ウェブインバウンド®は株式会社ジグザグの登録商標です。」と記載

【サービスに関する特許(取得済み)】

・国内8件、海外4件

【サービスに関する登録商標(認可済み)】

・国内13件、海外7件

【サービス受賞歴】(一部抜粋)

・中小企業のチカラ主催 中小企業大賞2022「新規チャレンジ賞」最優秀賞受賞(2022)

・サービス産業生産性協議会主催 第4回日本サービス大賞「JETRO理事長賞」受賞(2022)

・東京都主催「世界発信コンペティション2021」東京都革新的サービス 優秀賞受賞 (2021)

 

・企業情報

会社名  : 株式会社ジグザグ

URL   : https://www.zig-zag.co.jp/

代表取締役: 仲里 一義

所在地  : 東京都渋谷区桜丘町14-1 ハッチェリー渋谷

設立   : 2015年6月24日

事業内容 :

・WorldShopping BIZ:越境EC支援事業、国内事業者向けサービス

  https://www.worldshopping.biz/

・WorldShopping:購入販売代行事業、海外ユーザー向けサービス

 https://www.worldshopping.global/

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