世界中で動画コンテンツは視聴されており、越境ECにおいても動画を活用したマーケティングが必須だといえるでしょう。ここでは、越境ECにおける動画マーケティングについて解説します。
※1 TNW「YouTube says people now watch 1 billion hours of video every single day」
YouTubeは2017年、世界中での1日当たりの総動画視聴時間が10億時間を超えたと発表しました。海外の解説記事によると、2014年後半に3億時間、2015年に5億時間を超えたといい、急速に動画視聴時間が伸びたことが分かります(※1)。
また、若者について見てみると、短い動画を好む傾向があることがわかります。ソフトウェア開発会社「Qustodio」の4歳から18歳を対象にした調査(※2)によると、2020年実施調査ではYouTubeの1日平均視聴時間が75分だったのに対し、TikTokの同時間は82分だったといいます。また、2021年末時点ではYouTubeが56分、TikTokが91分となり、ますます差は開きました。
世界的に動画が流行していることがわかりますが、「動画制作には手間がかかってしまう」と感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。しかし、音楽をバックに写真をつなげるだけでも、立派な動画だといえます。「テレビショッピングのように商品紹介ができる自信がない」という場合には、自社の思いを語ったり、スタッフを紹介したりなど自社や自店舗の世界観を伝えるような動画でも良いでしょう。
動画は短い時間で多くの情報を発信できる可能性があります。ターゲットに刺さるような動画は何か、と考えることが動画マーケティングの第一歩でしょう。
※2 Qustodio「THE QUSTODIO ANNUAL DATA REPORT 2021」
日本で動画投稿・配信ができる人気のSNSは、YouTube、Instagram、Facebook、 TikTok、Twitter、LINEなどが挙げられます。海外の場合はLinkedin (リンクトイン)というビジネス系SNSも海外の動画マーケターに人気です。ここではYouTube、Instagram、Facebook、 TikToを取り上げ、ユーザーや特徴について解説します。
①YouTube:
日本のMAU(月間アクティブユーザー)は6,500万人(2020年9月時点)、世界のMAUは20億人(2020年3月時点)(※3)で、世界最大の動画共有サービスです。男女比に大きな違いはなく、10〜60代の幅広いユーザーに利用されており、アクティブユーザーは40代が最も多い傾向にあります。投稿できる動画は「128GBで12時間以内」。
使用できる広告は「インストリーム・ディスカバリー・バンパー・アウトストリーム・マストヘッド・オーバーレイ」の6種類です。
②Instagram:
日本のMAUは3,300万人(2019年6月時点)、世界のMAUは10億人(2018年6月時点)(※3)です。主なユーザーは10〜20代の若年層で、女性の割合が多いため、女性をターゲットとしてマーケティングを行う場合に最適です。
動画は「フィード・ストーリー・リール・IGTY」の4つで投稿でき、60分が最長です。
③Facebook:
日本のMAUは2,600万人(2019年7月時点)なのに対し、世界のMAUは29億3,000万人(2022年7月時点)(※3)と、海外ユーザーがとても多いのが特徴です。ビジネス目的の利用者が多いため、日本では10代の利用者が極端に少ない傾向にあります。ミドル世代や海外ユーザーをターゲットとしてマーケティングを行う場合に最適です。
動画は「フィード・インスタント記事・インストリーム動画・ Marketplace・ストーリーズ」の5つで投稿でき、240分が最長です。
④TikTok:日本のMAUは1,700万人(2021年8月時点)、世界のMAUは10億人(2021年9月時点)(※3)です。他のSNSと比べて10代の利用が圧倒的に多いのが特徴です。起動画面・インフィード・ハッシュタグチャレンジといった広告が利用できます。高精度のレコメンドにより新規リーチがしやすいプラットフォームです。Z世代をターゲットとしてマーケティングを行う場合に最適でしょう。最長10分の動画が投稿可能です。
※3 Social Media Lab「SNSユーザー数」
越境ECで海外ユーザを獲得したいものの、「キャンセルや返品のリスクが不安」「英語や中国語のカスタマーサポートが難しい」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。そんな方には「言語・決済・物流」に強い「WorldShopping BIZの越境ECサポート」がおすすめです。
自社のECサイトにタグをたった1行設定するだけで、注文受付〜海外発送・カスタマーサポートまで、全てWorldShopping BIZが代行します。現在のオペレーションを変えることなく、機会損失を減らせ、不正決済などのリスク軽減が可能となります。
せっかく海外ユーザーが自社商品に興味を示しても、サイトが海外受注・発送に対応していなければ収益に繋がりません。越境ECを運用する上で「言語・決済・物流」の対策は必須。少しでも越境ECの運用に不安のある方は、WorldShopping BIZの越境ECサポートを検討してみてはいかがでしょうか。
ネット環境の発達によって世の中のスピードが上がるにつれて、効率性や生産性を求める人々が多くなりました。結果、多くの情報が短時間に得られる「動画」の需要が高まっているといえるでしょう。動画の視聴は世界的に流行しており、海外マーケティングや成長戦略に動画の活用は必須です。
同時に、5Gの普及や国内市場の縮小に伴い、今後はECでもますますグローバルな対応が求められます。越境ECの運用に少しでも不安がある方は、WorldShopping BIZの越境ECサポートを導入し、収益アップに繋げましょう。
「WorldShopping BIZ」:資料請求はこちらから可能です。
「WorldShopping BIZ 少人数制 定期オンラインセミナー」
毎週【火曜日11:00~】と【木曜日15:00~】の2回制にて
少人数制の無料ウェビナーを開催しています。
インタラクティブ形式で、個別のご質問や運用面での悩みにもしっかりお答えします!
ご興味がある方はこちらからお申し込みください。