「海外PR×越境EC 世界へ自社商品を知ってもらう第一歩」というテーマでウェビナーを開催いたしました。
この記事では、今回のセミナーのきっかけとなりました「GCPW(Global Commerce PR Wire)」についてのご紹介と、セミナー内容についてサマリーにしてご紹介します。また、イベントの録画動画を限定公開しております。記事最下部よりお申し込み頂ければ無料で視聴可能となっております。ぜひご視聴頂ければ幸いです。
1.GCPW(Global Commerce PR Wire)について
GCPW(Global Commerce PR Wire)ですが、Kartz社の提供するGlobal PR Wireに、日本の商品・製品を掲載しているカテゴリーごとの各メディア「テクノロジー・ギフト・食品・玩具・ガジェットなど」を追加した特別パッケージとなっており、こちらを特別料金で提供するWorldShopping BIZ契約者様だけの特別プランとなっています。
シンプルなサービスと料金体系
今までの海外配信サービスの問題点として、分かりづらく複雑な料金体系という問題がありました。例えば、国によって複数ある料金項目が変動するなど、結局いくらかかるのか明瞭ではありませんでした。
また、海外の配信サービスの場合、担当者とは英語でやりとりする必要があるなど言語の問題もありました。Global PR Wireではこのような問題を解決するべく、シンプルかつ安価に海外へ向けて配信できることを前提にサービスが作られています。
自由度の高いヴィジュアル重視の配信形式
海外向けの配信サービスの場合、文字料や画像数などに制限があり、それを越える表現をしたい場合は追加料金が発生するなど、使いづらく海外配信を敬遠してしまう料金体系になっていました。Global PR Wireでは、文字数や画像数に制限なく利用可能ですので、自由度高くリッチな表現でメディアに訴求することができます。
GCPW(Global Commerce PR Wire)の特別料金プラン
今回Kartz社と業務連携し、Kartz社の提供するGlobal PR Wireに、日本の商品・製品を掲載しているカテゴリーごとの各メディア「テクノロジー・ギフト・食品・玩具・ガジェットなど」を追加し、クリッピングレポートまでセットにした特別パッケージで、通常159,800円の提供のところ、109,800円の特別料金(WorldShopping BIZ契約者様限定)にて提供いたします。
2.広報と広告の違い
広報と広告の違いですが、広告は広告枠を購入するので発信内容に関してコントロールすることができる特長があります。そのためコストが発生し高くなりやすいです。
広報は発信内容をコントロールすることが出来ません。プレスリリースの内容やプロダクトを実際に使ってみて、記者やメディアが自社の媒体に合うかどうかを判断しメディアに掲載されます。そのため良い内容だけでなく、悪い内容でメディアや記者が書くということも発生します。内容がニーズにマッチしていなければ、そもそも取り上げてくれないケースも多いです。
ただし、広報活動によりメディアに取り上げられると、第3者に掲載・評価されたことになりますので「ブランド価値」を上げることに繋がります。自社で出した「広告」を営業に使うことは出来ませんが、「掲載された記事」や「番組」は営業活動に使うことができます。
3.海外プレスリリースのポイント
どんなプレスリリースやネタなら海外で掲載されるのでしょうか?Kartz社では以下のように定義しています。
1番と2番に関しては基本的で知っている人も多いかと思いますが、海外ならではの特徴として3番以降が挙げられます。特に3番は海外ならではのフォーマットで、海外PRをやる場合は必ず対応したほうが良いでしょう。また、5番もSNS時代だからこそより重要度が上がっているという話もありました。
4.世界共通の報道価値の作り方
記者やメディアはネタの報道価値を重視しています。重要視される要素として新規性・暗黙知・物語性・社会性・季節性・信憑性の6つが大事という話があり、中でも特に「暗黙知」として、「世界共通で理解されていること」「その国特有で理解されていること」が重要という話がありました。この暗黙知を利用することで意外性が生まれ、人に注目されるようになり報道価値へと繋がっていきます。
また、海外へプレスリリースを出す場合、外してはいけないこととして「わかりやすさ」という話もありました。外国人に見てもらうからこそ、しっかりと彼らの考えや特性を理解した上でプレスリリースを出さなければいけないですね。
またセミナー内では海外プレスリリースにおけるNG事項についても言及されています。共通して言えるのは、「読み手である記者やメディアのことを考えていない」ということが言えるでしょう。
セミナーの録画動画は以下フォームより申請いただけます。