WorldShopping BIZを運営するジグザグにて越境ECを利用する海外ユーザーの消費動向を調査するため、グローバルリサーチを実施しました。
今回は、香港在住のユーザー629名を対象に行った「SNSとEC利用時の情報収集方法」に関するアンケートの結果をご紹介します。
インターネット調査による英語圏在住者629名を対象に「普段利用するデバイス」を調査しました。
1位は「スマートフォン」で93.8%、次いで「PC」で78.7%、「TV」は73.3%、「tablet」は66.6%となりました。紙媒体の「新聞」は36.4%、「雑誌」は29.1%となりました。
アカウントを持っているSNSでは「Facebook」が最も多く、続いて「WhatsApp」、「YouTube」と続きました。中国語(繁体字)が主流ながらも歴史的経緯から欧米文化が浸透していることや、グレートファイアウォールの範囲外である香港ではグローバルSNSの利用が活発であることがわかります。
また、英語圏調査ではアカウント保有率が36.7%だった「WhatsApp」の利用率が8割を超え、利用率が高い様子が伺えます。
利用しているSNSを年代別で分析すると、大きく違いが見られたのは「Instagram」や「Twitter」、「Snapchat」などで、30代〜40代の利用率が高い傾向にありました。
全年代で利用率の高かった「Facebook」や「WhatsApp」、「YouTube」では年代差は大きく見られず、広い世代に利用されていることがわかります。
「欲しいものがあったときにどのように検索をするか」を調査しました。最も多かったのは「検索エンジン」で73.3%、次いで「SNS」で66.6%、「公式サイト」は61.7%となりました。
また「口コミサイト」や「知人や友人」からの情報収集も半数程度が参考にしている様子が伺えます。全体的に数値が高いことからひとつの場所での情報収集ではなく、商品購入時には複数のチャネルで比較検討していることがわかります。
さらに「欲しいものがあったときにどのように検索をするか」の結果を年代別に見てみると19〜29歳では「検索」「公式サイト」が他年代に比べて割合が高い傾向が見られました。
40代では「SNS」の数値が他年代に比べて高く、30代では「口コミサイト」「友人や知人」と情報収集においては年代差が感じられる結果となりました。
以上、「ユーザーアンケート調査の結果」をご紹介しました。
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調査対象:香港在住者
実施方法:Syno JAPAN株式会社、グローバルリサーチ
調査期間:2021年5月28日~5月31日
割賦条件:19~59歳、男女
回収件数:629サンプル