WorldShopping BIZを運営するジグザグにて越境ECを利用する海外ユーザーの消費動向を調査するため、グローバルリサーチを実施しました。
今回は、英語圏のユーザー4,800名を対象に行った「SNSとEC利用時の情報収集方法」に関するアンケートの結果をご紹介します。
インターネット調査による英語圏在住者4,800名を対象に「普段利用するデバイス」を調査しました。
1位は「スマートフォン」で92.2%、次いで「TV」で80.2%、「PC」は49.7%、「tablet」は47.0%となりました。紙媒体の「新聞」「雑誌」は2割以下にとどまりました。
アカウントを持っているSNSでは「Facebook」、「YouTube」、「Instagram」がいずれも半数以上となりました。登録した個人やグループに向けて画像などを投稿する「SnapChat」は42.6%、単尺動画の「TikTok」は37.9%、メッセージアプリの「WhatsApp」は36.7%となりました。
利用しているSNSを年代別で分析すると、大きく違いが見られたのは「Instagram」や「Snapchat」「TikTok」などで、画像や動画を中心としたアプリは19〜29歳の利用率が高い様子が伺えました。
「Facebook」では年代差は大きく見られず、広い世代に利用されていることがわかります。
「欲しいものがあったときにどのように検索をするか」を調査しました。最も多かったのは「検索エンジン」で79.2%、次いで「公式サイト」で63.9%となりました。
「その他」と回答した人からは以下のような回答があがりました。
・店舗/スーパーマーケット(look in the retail shop / supermarket)
・カタログ(Catalogues)
・可能な限り、店舗へ足を運ぶ(actually looking at the possible purchase in a shop)
・ブログやレビューサイト(Blogs and specialized product review websites)
・ラジオやビルボード、TV(ads on radio; billboards; and TV)
・検索エンジン(Reddit)
・検索エンジン(Duck duck go)
・商品比較動画(Product comparison videos)
・YouTubeのレビュー(YouTube reviews)
・レビューサイト(customer review sites)
・モール(Amazon)
「店頭へ足を運ぶ」、「直接店舗に行く」という意見が散見されました。また、動画のレビューを参考にしているという声も見られました。他にも利用者のプライバシーの保護を運営方針としている「DuckDuckgo」やコメントを残して情報交換ができる「Reddit」が利用検索エンジンとして挙がりました。
以上、「ユーザーアンケート調査の結果」をご紹介しました。
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調査概要
調査期間:2021年5月28日~5月31日
実施方法:インターネット調査(Syno Japan株式会社/ Syno グローバルリサーチ)
調査対象:19~59歳、男女、英語圏在住者(US/UK/CA/AU)
回収件数:4,800サンプル
(US=1,677/UK=1,034/CA=1,048/AU=1,041)