今回は「利用ECサイト数1,000ショップ突破」を記念して、WorldShopping BIZを運営するジグザグがもつ「データカンパニー」としての側面をご紹介します。
2020年のデータを元にした、越境ECにまつわる販売データの結果をご覧ください。
目次
- WorldShoppingの販売実績:出荷地域ランキング
- WorldShoppingの販売実績:高額商品ランキング
- WorldShoppingの販売実績:最も重かった注文アイテム
- ショップダッシュボードで、利用ユーザーデータを可視化
WorldShoppingの販売実績:出荷地域ランキング
2017年のサービス開始以来、出荷地域1位なのがアメリカです。実はアメリカに住むアジア系の消費者が、アパレル製品等を積極的に購入していることが分かっています。現地ではアジアンサイズの展開が少なく、越境ECで欲しいサイズを見つけていることが要因と言えます。
また、2位〜5位を占めたアジア圏ではアパレル製品に加えて、エンターテイメント系アイテムの出荷が多く見られました。アーティストのグッズやファッション用品のアニメコラボなどは日本限定商品の物も多く、人気アイテムとなっています。配送コストが比較的に安く済むため、日本の商品は気軽に購入できることも理由と言えそうです。
WorldShoppingの販売実績:高額商品ランキング
(*表記価格は全てアイテム単価です。)
世界的に人気があるトレーディングカードが、1・2位にランクインしました。希少価値の高いカードは多く注文されています。また2・4位のハイブランドバッグも数が希少な上、日本の中古品市場の製品は偽物が少なく、状態も良いということから海外からの注文が多い商品です。
他にも中古品アイテムとして人気が高いのが、腕時計・ギター・家電製品等で、WorldShoppingでも注文の多いアイテムです。
WorldShoppingの販売実績:最も重かった注文アイテム
2020年の注文アイテムで最も重かったのは「ボーリング玉16個」でした。その総重量はなんと124kg。ボーリング玉の他にも、国産ブランドの人気は根強く見られます。
趣味趣向品は特にその傾向が強く「ダーツ用品」「釣り用品」「スポーツ関連商品」「伝統工芸品(器・鍋・包丁など)」は販売者も予想しないような遠方の国々から定期的に注文が入ります。
ショップダッシュボードで、利用ユーザーデータを可視化
最後に、2020年10月よりWorldShopping BIZ導入ショップに対してβ版の提供を開始した
「ショップダッシュボード」をご紹介します。
ユーザーの購買データを可視化するMAツール「ショップダッシュボード」は、WorldShopping BIZを導入済みの国内ECサイトに向けて開発を行い、アクセス・購買情報を可視化し、海外販売マーケティングの活動を支援します。
【ショップダッシュボードで見られる主なデータ】
アクセス情報
・サイトへのアクセス国傾向
・サイトアクセスユーザの利用ブラウザ言語
・サイト内のカート表示情報(離脱ポイントの確認)
購入情報
・オーダー商品名/カテゴリ
・オーダー国比率
・オーダー傾向
・アイテムの売れ行きやカテゴリ別データ など
*自社ショップの販売データはCSVダウンロード可能です。
ショップダッシュボードを利用すると自社ECサイトに海外ユーザーがどのように訪れたのか、自社商品がどんな国で売れるのか、などのデータを可視化することが可能となります。
こちらの機能は現在、既存ショップへの無償提供を行っており順次、ご案内をしています。
「海外販売を始めたい」「販路拡大に海外展開を考えている」「越境ECが気になっている」というEC事業者の方はこちらより資料請求が可能です。