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【図解】訪日外国人数、2024年11月は318万7,000人!累計で過去最高の2019年越えで過去最多-日本政府観光局(速報)

24.12.18 /
ウェブインバウンド

日本政府観光局(JNTO)が2024年12月18日に発表した「2024年11月訪日外国人数*(推計値)」は318万7,000人となり、前年同月比30.6%増、2019年同月比30.5%増と、11月までの累計は33,379,900人となり、これまでの過去最高であった2019年の年間累計を上回り過去最高となりました。

 

航空便数が2019年水準まで戻っていること、紅葉シーズンによる訪日需要の高まり、中国、韓国、台湾、米国などで前年同月に比べて訪日外客数が増加したことが要因で押し上げ要因となりました。

また、2023年10月3日にはアメリカの大手旅行雑誌『コンデナスト・トラベラー』が読者投票ランキング「リーダーズ・チョイス・アワード」で「世界で最も魅力的な国」において、日本が第1位(昨年第2位)に選出されるなど、日本人気がコロナ後も継続してます。

 

他にも、イギリス郵便局による調査「最も安い旅行先 2024」で日本は4位にランクインするなど、長引く円安・デフレによる影響で安く魅力的な日本に旅行できるタイミングとして人気が集まっていそうです。

 

年別訪日外国人数推移202411

※本グラフは転載可能です

 

計測23市場のうち16市場で1月からの累計で過去最高を記録

訪日外国人数を地域別で見てみると、多い順に韓国が74万9,500人(2019年同月比265.5%)、中国が54万6,300人(同-27.3%)、台湾が48万8,400人(同24.6%)、アメリカが24万7,500人(同66.1%)、香港が22万7,100人(同13.7%)となりました。

訪日外国人数202411

※本グラフは転載可能です

 

東アジア

韓国

韓国からの訪日外客数は749,500人で、前年同月比15.3%増加しました。累計では7,950,300人となり、過去最高を記録しています。大雪による航空便の欠航が影響を与えましたが、地方路線の増便が訪日外客数の増加に寄与しました。

 

台湾

台湾からの訪日外客数は488,400人で、前年同月比21.0%増加しました。日本各地へのチャーター便の増便やスポーツイベントの開催が影響し、11月として過去最高を記録しています。

 

中国

中国からの訪日外客数は546,300人で、前年同月比111.5%増加しました。訪日需要の高まりが見られ、特に紅葉シーズンによる影響が大きいです。また、累計では7,950,300人に達し、過去最高を記録しています。

 

香港

香港からの訪日外客数は227,100人で、前年同月比13.3%増加しました。地方路線の増便が影響し、訪日外客数は11月として過去最高を記録しています。累計では2,397,800人となり、2019年の年計を超えました。

 

豪州・北米

米国

米国からの訪日外客数は247,500人で、前年同月比34.0%増加しました。直行便数の増加やサンクスギビングデーの影響があり、訪日外客数は11月として過去最高を記録しています。累計では2,486,100人に達し、前年同期比で57.4%の増加となっています。

 

カナダ

カナダからの訪日外客数は47,300人で、前年同月比21.4%増加しました。直行便数が2019年水準を上回っており、訪日外客数は11月として過去最高を記録しています。累計では531,100人に達し、前年同期比で56.1%の増加となっています。

 

豪州

豪州からの訪日外客数は80,300人で、前年同月比34.8%増加しました。直行便数が2019年水準を上回っており、スクールホリデーの影響も寄与しています。累計では807,800人に達し、前年同期比で47.1%の増加となっています。

 

 

月別訪日外国人数202411

※本グラフは転載可能です

 

訪日外国人割合202411

※本グラフは転載可能です

 

訪日中国人数推移202411※本グラフは転載可能です

 

執筆者
Law(青木 哲郎) 株式会社ジグザグのBtoBマーケティングマネージャー。セミナー企画から記事執筆までBtoBマーケティング全体を企画、実行しています。

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