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【図解】訪日外国人数、2024年4月は304万2,900人と2ヶ月連続で300万人突破!4月までの累計で1,000万人超え-日本政府観光局(速報)

24.05.16 /
ウェブインバウンド

日本政府観光局(JNTO)が2024年5月15日に発表した「2024年4月訪日外国人数*(推計値)」は304万2,900人となり、先月に続いて2ヶ月連続で300万人を突破しました。前年同月比で56.1%増、2019年同月比でも4.0%増となりました。春の桜シーズンに加え、東南アジアや中東地域を中心にイスラム教の断食明けの旅行需要増加の影響が要因として考えられます。

また、2023年10月3日にはアメリカの大手旅行雑誌『コンデナスト・トラベラー』が読者投票ランキング「リーダーズ・チョイス・アワード」で「世界で最も魅力的な国」において、日本が第1位(昨年第2位)に選出されるなど、日本人気がコロナ後も継続してます。

 

他にも、イギリス郵便局による調査「最も安い旅行先 2024」で日本は4位にランクインするなど、長引く円安・デフレによる影響で安く魅力的な日本に旅行できるタイミングとして人気が集まっていそうです。

 

年別訪日外国人数推移202404

※本グラフは転載可能です

 

計測23市場のうち14市場で4月の過去最高を記録

訪日外国人数を地域別で見てみると、多い順に韓国が66万3,100人(2019年同月比13.2%増)、台湾が48万4,400人(同20.4%増)、中国が45万2,400人(同34.6%減)、アメリカが29万100人(同64.3%増)、香港が23万1,400人(同35.0%増)、タイが13万1,700人(同10.7%減)となりました。他には、シンガポール・フィリピン・ベトナム・インド・オーストラリア・カナダ・メキシコ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・スペインからの訪日外国人数が2019年同月に比べて10%以上増加しています。ベトナム、インド、米国、カナダ、メキシコ、ドイツ、イタリアに関しては単月でも過去最高を更新しています。 

 

訪日外国人数202404

※本グラフは転載可能です

 

韓国

韓国は、訪日外客数661,200人(前年同月比41.6%増)となっています。日本行きチャーター便や地方路線の増備・復便などの影響、円安の影響があると考えられ、4月として過去最高を記録してます。

 

台湾

台湾は、旅行代金の高騰の影響がありながら、日本行きチャーター便の増加、地方路線の増備・復便の影響もあり、訪日外客数は45万9,700人(前年同月比57.7%増)となっています。

 

中国

中国は、団体客の解禁はすでに行われていますが、処理水などの騒動や中国経済の低迷もあり、期待されたほど伸びていない状態は変わっていません。ただし、地方路線の増便もあり、訪日外客数は53万3,600人(前年同月比392.7%)となりました。

 

香港

香港は、旅行代金の高騰がありましたが、地方路線の回復もあり、訪日外客数は18万4,500人(前年同月比20.7%増)となりました。

 

 

訪日外国人数の数値と中国の数値は以下のとおり。

 

 

月別訪日外国人数202404

※本グラフは転載可能です

 

訪日外国人割合202404

※本グラフは転載可能です

 

訪日中国人数推移202404※本グラフは転載可能です

 

執筆者
Law(青木 哲郎) 株式会社ジグザグのBtoBマーケティングマネージャー。セミナー企画から記事執筆までBtoBマーケティング全体を企画、実行しています。

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