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【図解】インバウンド消費動向調査2024年7-9月期|訪日旅行客の旅行消費額は1兆9,480億円。2019年同期比64.8%増加-観光庁

24.11.13 /
ウェブインバウンド

観光庁が2024年10月16日に発表した「インバウンド消費動向調査(旧 訪日外国人消費動向調査)2024年7-9月期(1次速報)」で訪日外国人の旅行消費額は1兆9,480億円となり、23年同期比41.1%増加。コロナ前の19年同期比64.8%増となりました。

20240709_国籍・地域別にみる訪日外国人旅行消費額と構成比

消費額の国籍・地域別では、中国が5,177億円(26.6%)と最も多く、次に台湾2,844億円(14.6%)、韓国2,285億円(11.7%)、米国1,860億円(9.5%)、香港1,677億円(8.6%)という順になっています。

 

20240709_訪日外国人旅行消費額の費目別構成比

 

20240709_ 国籍・地域別にみる訪日外国人費目別旅行消費額-1

訪日外国人の消費している金額を費目別に分類すると、宿泊費が33.7%で最も多く、次いで買物代で28.9%、飲食費21.9%の順となりました。2023年同期に比べ買物代の構成比が増加しています。日本国内で商品を購入して使ってみて、帰国後に越境ECで商品をリピート購入する人が増えていることを示す結果となりました。

 

20240709_国籍・地域別にみる1人当たり旅行支出と訪日外国人旅行消費額また、訪日外国人の1人あたりの旅行で使う金額は、平均で22万3千円となっています。国籍・地域別ではイタリア(40万円)、スペイン(38万3千円)、ロシア(35万2千円)の順で高くなっていて、最も訪日数の多い韓国は11万2千円と調査対象国の中で最もお金を使っていません。費目別に見ると、宿泊費・飲食費・交通費はイタリア、娯楽等サービス費はロシア、買い物代は中国が最も高いという結果になりました。

 

執筆者
Law(青木 哲郎) 株式会社ジグザグのBtoBマーケティングマネージャー。セミナー企画から記事執筆までBtoBマーケティング全体を企画、実行しています。

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