観光庁が2024年4月17日に発表した「訪日外国人消費動向調査2024年1-3月期(1次速報)」で訪日外国人の旅行消費額は1兆7,505億円となり、23年同期比73.3%増加。コロナ前の19年同期比52.0%増となりました。春の桜シーズン、記録的な円安、イースター休暇など、追い風になる要因が連続して続いたことが要因として考えられます。
訪日外国人の消費している金額を費目別に分類すると、宿泊費が32.1%で最も多く、次いで買物代で29.2%、飲食費21.7%の順となりました。「モノよりコト消費」へと変化していると言われていましたが、円安の影響もあり一気に買物への消費が増えた形となっています。