自分の知らない言語で構成された海外サイトを見ると、海外ユーザーの気持ちを理解できます。
キャッチーなイメージ写真や商品写真があれば目を惹かれるかもしれませんが、商品に強い興味がなければサイト内を回遊することはないのではないでしょうか。
言語がわからないということは、サイトそのものに興味を失う大きな原因になります。ECサイトのデザインがいくら整っていても、書いてあることの意味がわからなければ、長くサイトに滞在することはないでしょう。
Googleの自動翻訳機能などを使って日本語に翻訳することはできますが、日本語は比較的うまく翻訳することが難しい言語です。翻訳すると、違和感のある文章になることも多々あります。正しく意味を捉えられず、サイトを離脱する要因となってしまうでしょう。
一方で日本語訳がついたサイトは見やすく、日本のサイトと同じように閲覧できます。海外のユーザーも同様で、自分の母語でサイトを閲覧したいと考えています。訪れる海外ユーザーに合った言語を表示することが大切です。
越境ECに参入する際は、ECサイトを多言語化する必要があります。ユーザーからの問い合わせに対しても、相手の言語で応える必要があります。翻訳対応の方法は、大きく分けて以下の3つです。どの方法にもメリット・デメリットがあります。自社にあった方法で多言語対応しましょう。
翻訳ができるスタッフを雇います。スタッフが常駐していれば、勤務時間内の問い合わせには対応可能です。
ただし、オペレーターの人材不足や育成の難しさ、雇用後にかかるコストなど、さまざまな面からスタッフを常駐させるのは難しいケースもあります。
AIチャットボットとは、チャット(テキストベースの会話)をAIが代行してくれるツールのこと。想定できる質問や、過去に実際にあった質問を蓄積させることで、ユーザーの問い合わせに自動で返信できます。
AIチャットボットの中には、翻訳に対応しているものもあります。ユーザーの送ってきた問い合わせ文章の言語に合わせて、自動返信が可能です。翻訳精度はAIチャットボットによって異なります。コストがかかるのがデメリットです。
文字を打ち込んで指定の言語に翻訳できるブラウザ上のツールがあります。ただし、問い合わせ内容によっては複雑な文章になるため、正しく翻訳できているか確認する必要があります。結局は、言語を理解しているスタッフが確認しなければならないでしょう。
どの国のユーザーがどのくらいサイトを見ているか、商品を購入しているかについて確認することで、どの言語に対応するべきかも明確になるでしょう。
越境ECの購入代行サービスを提供しているWorldShopping BIZでは、ショップダッシュボードと呼ばれる管理画面を提供しています。管理画面では、ホームページに関するさまざまな分析が可能です。
ショップダッシュボードではホームページにアクセスしているユーザーの情報を調べることができます。また、商品がどのような国・言語のユーザーから興味関心を持たれているのかや、どのようなサイトから流入しているのかについても確認可能です。
ショップダッシュボードでアクセス傾向の高い国や地域で主要の言語をまず取り入れてみるのも方法の一つです。
越境ECにおいて、言語は重要な要素の一つです。商品の説明はもちろんのこと、問い合わせ対応まで、ユーザーの母語に合わせて対応する必要があります。自社ECサイトをよく利用する方に向けて言語対応するようにしましょう。
しかし、言語対応にはコストがかかります。そこで、WorldShopping BIZのサービスがおすすめです。WorldShopping BIZでは多言語入力フォームを用意し、他言語カートを表示。他言語カスタマーサポートにより、海外の消費者の方による問い合わせにも対応可能です。
サポートの利用には、専用のタグを自社ECサイトに設置するだけ。さまざまな言語や決済に対応可能となります。海外から発注があった場合は、WorldShopping BIZの国内倉庫に商品を送るだけ。手間のかかる海外配送は、お任せいただけます。 越境EC参入をお考えの方は、ぜひ導入をご検討ください。
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