2021年10月、Facebookを運営していたFacebook社は、社名を「メタ(Meta)」に変更しました。変更の理由についてFacebook社は、「Instagram」「WhatsApp」を運営しているなどサービスが多岐に渡り、会社名がFacebookだと他サービスの印象が弱くなってしまうためだとしています。
今後「メタバース(Metaverse)」と呼ばれるデジタル空間に注力していく狙いもあるとみられます。
社名としての「Facebook」はなくなりましたが、SNSの名前として「Facebook」は今後も使用されます。
メタの発表(※1)によると、Facebookの1日あたりのサービス利用者数は全世界で1億9600万人とのことです。特徴は、SNSの中でも実名性が高いこと。信頼性の高いSNSだと言えるでしょう。
Facebookには同級生・ビジネス・趣味など共通のテーマをもとに、グループを作成できる機能もあります。実名性の高さも相まって、コミュニケーションを密に取ることができる機能です。
Twitterのような気軽なコミュニケーションと言うよりは、公式感が強いことも特徴の一つとして挙げられるでしょう。企業や小売店の情報発信ツールとして使われることも多く、集客にも役立つツールとして重宝されています。
(※1)Meta社による2022年第1四半期(1~3月)の決算発表:Facebook parent Meta misses earnings expectations but adds users
FacebookはSNSの中でも歴史が長い(2006年〜、日本語版は2008年〜)ため、幅広い年代で利用されています。ターゲットの年代が広範囲な場合に適しているSNSだといえるでしょう。
またFacebookにページをつくると、Googleのような検索エンジンの検索結果にも表示させられます。「Facebookページ(ビジネスアカウント)」はFacebookのアカウントを持っていない人でも閲覧できるので、ホームページを持っていない場合は有効な手段となります。
海外での認知拡大の方法はさまざまですが、ホームページ作成や広告出稿となるとコストがかかってしまうもの。しかし、Facebookであれば無料でアカウントを作成し、すぐに運用を開始できるメリットがあります。
Facebookページの作り方は簡単です。個人アカウントでFacebookにログインし、メニューを開いて「ページを作成」をクリックし、手順に沿って進めていきます(個人アカウントがない場合は作る必要があります)。
お店の基本情報(住所、ビジネス内容、電話番号など)を入力し、プロフィール画像を設定。全てガイドに沿って進められます。
Facebookの設定で重要なのは、ターゲットの設定です。「ページの優先ターゲット」という設定で、対象エリアや、ターゲットとしたいユーザーの属性(年齢、性別、趣味、関心、言語)を選びましょう。もし特定の国をターゲットとした越境ECを運用しているのであれば、対象国の言語を選択すると良いでしょう。翻訳機能も付いているため、情報が海外ユーザーにも伝わります。
Facebookページに、自社のECサイトのリンクを設置することもできます。Facebookを通じて商品が購入されることも期待できるでしょう。
企業のアカウントを作る際は、個人のアカウントを作ったうえで「Facebookページ(ビジネスアカウント)」という専用ページを作りましょう。個人のアカウントと紐づけて、管理できます。Facebookページは複数人のスタッフで運用できるので、更新業務を分担することもできます。
投稿をする際は自社がターゲットにしている国の言語で投稿することで、ユーザーに届きやすくなるでしょう。Facebookページを作ることでフォロワーの属性などがわかる「インサイト」という機能を使えるようになります。過去の投稿については必ず分析し、次の投稿に生かしましょう。
WorldShopping BIZが持つ、もう一つの側面として海外ユーザー向けに購入代行をおこなう「WorldShopping」でも、Twitterを運用しています。
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越境ECを展開する上で欠かせないのが、新規ユーザーの獲得です。広告費をおさえて集客するためには、SNSの使用は欠かせません。いくつものSNSがある中で、Facebookは世界的にユーザー数が多く、ターゲットを定めて投稿することで情報を広げられます。今回ご紹介した認知拡大の方法を参考に、自店舗をアピールしていきましょう。
SNSで情報を発信し、いざ海外から注文が入ったとしても様々な工数がかかります。工数削減のため、WorldShopping BIZのサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。WorldShopping BIZのサービスを利用する際は、自社のECサイトにタグを一行埋め込むだけ。自社ECサイトを海外ユーザー対応にできます。商品発送代行も承っており、売上手数料や海外送料は一切かかりません。月額費用をお支払いいただくだけでご利用いただけます。スムーズに越境ECに参入したいとお考えの方は、ぜひご活用ください。
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