マーケティング支援サービスを提供しているWe are Socialによると、2022年現在、世界中には46億2,000万人以上のSNSユーザーがいます(※1)。
ASEANに目を向けてみると、加盟国の中で最もSNSユーザーの割合が高い国はマレーシアで、SNSユーザーは人口の91.7%です。次に多いのがシンガポールの89.5%。フィリピンの82.2%、タイの81.2%と続きます。
東南アジアにおけるSNSの利用人数は今後も増加すると予測されています。ASEAN諸国ではSNSの使用時間も長い傾向にあり、企業イメージやブランディングはSNS上で作ることが最優先といえるでしょう。
※1 Hootsuite We are Social 2022
SNSユーザーが増加し続けているASEAN諸国では、スマホの普及や新型コロナの影響もあり、TikTokなどの媒体で多くのインフルエンサーが出現しています。各国のSNS事情についてお伝えします。
タイ
タイではFacebookの利用率が93.3%と、SNSの中でも最も普及しています。同程度の利用率を誇るのがLINEです。LINEがタイで普及した要因のひとつとして、タイの交通カードとLINE Payが連携できるようになったことが挙げられます。
フィリピン
英語が公用語のひとつであるフィリピンでは、アメリカ発のSNSが多くの人に受け入れられています。Facebookは、フィリピンのインターネット利用者の96.8%が利用していて、友人や家族との写真を投稿してアルバムのように活用する人もいます。Facebook Messengerも多くの人にチャットツールとして使われています。
ベトナム
ベトナムでも多くのユーザーがFacebook Messengerを使っています。しかし、近年はベトナム版LINEのZalo(ザロ)の使用率が伸びています。Zaloユーザーはほぼベトナム人で、音声通話、チャット、ライブ配信などだけでなく、ECサイトのZalo shop(ザロショップ)や交通機関の乗車券を予約・購入できるZalo Transport(ザロトランスポート)など多種多様なサービスがあります。
インドネシア
インドネシアでは、Whatapp(ワッツアップ)が最も利用されています。家族・友人間だけのコミュニケーションだけでなく、企業や店舗のカスタマーサポートにもWhatsAppが使われるほど普及しています。
マレーシア
マレーシアのインターネットユーザーは若年層が中心で、ソーシャルメディアを使用している時間が特に長い傾向があるようです。その中でもWhatapp(ワッツアップ)とFacebookが特に人気が高いようですが、YouTubeやInstagramも多くの人に利用されています。
ASEAN諸国ではSNSマーケティングと同様にチャットアプリマーケティングも一般化しています。ユーザーを広告やSNSからチャットアプリに誘導し、パーソナライズされたコミュニケーションでサービスや商品をアピールするのが有効な手段の一つです。
日本とは文化が異なる部分が多く、好まれる広告も違います。それぞれの国の傾向を把握した上でSNSコンテンツを展開することが重要になってくるでしょう。
日本に比べて若者の人口層が多く、今後も人口の増加が予想されているASEAN諸国。経済成長も著しく、購買力がある20〜30代に向けたSNSマーケティングは必須だといえるでしょう。今後の購買層となる10代に向けたチャットアプリでのマーケティングのニーズが今後ますます高まると予想されます。
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