日本、中国、韓国の観光担当相会合が9月11日に神戸市で行われ、3カ国間で相互に訪れる観光客を、来年までにコロナ禍前水準である3千万人を回復するよう連携・協力、2030年までに4千万人を目指すことを目標に共同宣言を採択しました。
すでに京都や富士山など有名観光地でオーバーツーリズムが騒がれていることもあり、オーバーツーリズム対策や地方都市と地方都市の直行便の新設・増便を盛り込みました。この目標を達成するためには都市部に集中している観光資源を、地方都市に分散させ地域活性化へと繋げる必要がありそうです。
では、現状の3カ国間はどれくらいの数の行き来があるのか、参考程度に調べてみました。
訪日中国人ですが、2019年には累計959万人が来日。訪日韓国人は696万人。訪中日本人は269万人で、訪中韓国人は419万人(中国の国家統計局/2018年)。訪韓日本人は232万人で、訪韓中国人が202万人(韓国観光公社/2023年)。期間が異なるので参考程度ですが、合計すると約2,800万人となり、4,000万人となると現状の1.4倍まで伸びるということになります。
観光客数が増えれば、旅行で使う消費額も増えることから、観光収益としても大きな金額となりそうです。
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