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日中韓、2030年に3カ国間で交流人口4千万人まで拡大することを目標に共同宣言を採択

24.09.11 /

日本、中国、韓国の観光担当相会合が9月11日に神戸市で行われ、3カ国間で相互に訪れる観光客を、来年までにコロナ禍前水準である3千万人を回復するよう連携・協力、2030年までに4千万人を目指すことを目標に共同宣言を採択しました。

 

すでに京都や富士山など有名観光地でオーバーツーリズムが騒がれていることもあり、オーバーツーリズム対策や地方都市と地方都市の直行便の新設・増便を盛り込みました。この目標を達成するためには都市部に集中している観光資源を、地方都市に分散させ地域活性化へと繋げる必要がありそうです。

 

観光客4,000万人の目標は現状の1.4倍

では、現状の3カ国間はどれくらいの数の行き来があるのか、参考程度に調べてみました。

 

訪日中国人ですが、2019年には累計959万人が来日。訪日韓国人は696万人。訪中日本人は269万人で、訪中韓国人は419万人(中国の国家統計局/2018年)。訪韓日本人は232万人で、訪韓中国人が202万人(韓国観光公社/2023年)。期間が異なるので参考程度ですが、合計すると約2,800万人となり、4,000万人となると現状の1.4倍まで伸びるということになります。

 

観光客数が増えれば、旅行で使う消費額も増えることから、観光収益としても大きな金額となりそうです。

 

20240406_ 国籍・地域別にみる訪日外国人費目別旅行消費額訪日を経験すると、帰国後に越境ECを活用して商品を購入する傾向

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執筆者
Law(青木 哲郎) 株式会社ジグザグのBtoBマーケティングマネージャー。セミナー企画から記事執筆までBtoBマーケティング全体を企画、実行しています。

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