12月23日~27日の越境EC・インバウンド注目ニュースを集めました。
中国で「二次元(アニメ・漫画・ゲーム)」関連グッズが若者の間で「谷子(グーズ)」と呼ばれ人気を集め、愛好者は「祭壇(擺陣)」としてグッズを飾り楽しむ文化が広がっている。その消費規模は拡大を続け、2023年には1201億元(2兆5千億円)、2024年には1689億元(3兆6千億円)に達し、2029年には3089億元(6兆6千億円)に成長すると予測される。
「二次元文化」に支えられた「グッズ経済」は、消費者ニーズを満たしながら巨大市場を形成。製造から販売までの産業チェーンが整備され、フィギュアメーカーのポップマートやカード大手のKayouなどが参入し、投資競争が激化している。中国は世界で最も成長が速い市場として注目されている。
http://j.people.com.cn/n3/2024/1224/c94476-20257677.html
マーケティングテクノロジー企業オムニセンドが1,000人の米国消費者を対象に実施した調査によると、買い物客がホリデーシーズンにバーゲン品を探す中、3分の1以上(36%)が中国のマーケットプレイスに目を向けているという。Z世代の消費者のほぼ半数 (48%) が中国のマーケットプレイスで買い物。調査によると、米国の買い物客の23%がTemuを総合的に好む中国のマーケットプレイスで、次いでShein(18.3%)、TikTok Shop(11.9%)、AliExpress(7.3%)となっている。
https://www.retaildive.com/news/gen-z-holiday-shoppers-chinese-marketplaces-temu-shein/736007/
岩屋毅外相は訪中し、中国人向けビザの発給条件緩和を表明しました。富裕層向けに10年間有効な観光ビザを新設し、団体旅行ビザの滞在可能日数を15日から30日に延長。65歳以上の個人向けビザでは在職証明書不要化など、訪日観光を促進する措置が検討されています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA245OH0U4A221C2000000/
今年の越境・インバウンドニュースの更新はこれで最後になります!中国人ビザの緩和など、日本政府が本気で訪日外国人数をもっと増やそうとしているのが分かりますね。地方都市の外国人人気が上がっていますし、オーバーツーリズムの解消という面でも地方×訪日インバウンド&越境というのが来年は鍵になりそうです!
また、こっそりですがYouTube配信を始めました!まずは雑談配信ばかりですが、ぜひチャンネル登録していただければ嬉しいです!今年もありがとうございました。
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