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中国の国慶節が7連休で10月1日よりスタート!訪日インバウンドビジネス・越境ECへ期待

作成者: Law(青木 哲郎)|Sep 9, 2024 9:42:24 AM

中国の建国記念日である国慶節。春節と並んで中国の2大連休の1つです。特に2023年の国慶節は、コロナ禍の影響で一時中断されていた海外旅行が再開されたこともあり、観光業界にとって非常に重要なタイミングとなりました。2024年に向けても同様に、国慶節期間中の旅行動向が注目されています。

 

国慶節とは

国慶節とは、中国の建国記念日であり、毎年10月1日に祝われます。この日は中国全土で盛大な祝典が行われ、北京市では天安門広場での国旗掲揚式や大規模なパレードが開催されます。学校や企業も休暇となり、多くの中国人が国内外への旅行を計画します。

 

2024年の国慶節は10月1日~10月7日の7連休となり、振替出勤日として9月29日(日)、10月12日(土)が指定されています。

 

2023年の国内旅行は延べ8億2,600万人。国外旅行は594万人

中国の文化観光部によると2023年の中秋節、国慶節の連休期間中の国内旅行数は延べ8億2,600万人となり、2022年対比で71.3%増となりました。また、国家移民管理局によると、中国からの出国数は594万8,000人となっています。中国経済の先行き不透明さから海外旅行先としては手頃で近いアジアに人気が集中しました。

 

参照:2023年の中秋節・国慶節の大型8連休の中国人の海外旅行は大幅回復!ただしコロナ前には届かず。中国国内旅行はコロナ前水準まで回復

 

2024年はどんな傾向になるか

特に注目されるのは、日本が中国人観光客にとって魅力的な旅行先として再び浮上している点です。コロナ禍の影響や処理水問題などで一時的に減少した訪日中国人観光客の数も、徐々に回復の兆しを見せており、旅行を控えていた反動もあり2024年の国慶節期間中に多くの中国人が日本を訪れることが予想されます。観光名所だけでなく、日本の美食やショッピング体験も大きな魅力となっており、特に都市部や観光地での経済効果が期待されています。

 

航空データ分析会社のCiriumは、この夏の中国発の夏季国際線便数によるランキングを発表しています。実際のデータからも日本への旅行を計画している中国人が多いのがわかります。

  1. 日本
  2. タイ
  3. 韓国
  4. 香港
  5. シンガポール
  6. マレーシア
  7. 台湾
  8. ベトナム
  9. マカオ

 

帰国した中国人は越境ECで日本の商品を購入する傾向

観光庁が中国・香港・台湾・韓国・アメリカの消費者に「なぜ越境ECを使って日本製品を購入しましたか?」と調査したデータですが、「自身の訪日観光がきっかけ」が最も多くで、中国・香港は約40%、台湾・韓国では約35%という結果になりました。訪日した人から聞いた口コミで購入したという人も中国や韓国では20%を越えるなど、帰国してからも多くのビジネスチャンスがあることがわかります。

 

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